かつて無くしてしまったもの。
これから失ってしまうもの。
そこにどれだけの違いがあるのだろう?
手に入れたと思った瞬間に掌から零れ落ちて消える。
追いかけれど届かない。離されない様に急いでも一緒
結局追いつけないのなら、それ以上は無駄。

何をやってもそつがないというのは「万能」
でもそれは「究極」ではない。
何をやっても特に失敗をしないかわりに、
何をやったところでそれ以上の進展はない。
10ができる代わりに究極の1を失った人間。
その人生の是非たるや?

だが否。それは人の考えるところにあらず。
だとしたら

・・・それを考えている自分は、人間なのだろうか・・・?